6.27 美ら島沖縄センチュリーラン
2011.1.15 - 1.17

沖縄で開催される自転車のロングライドイベント「美ら島沖縄センチュリーラン 2011」 に出場しました。
参加したのは、一番距離の長いセンチュリーコース(総走行距離 167km )でしたが、
強い北風が吹き、時々雨が降る中でのロングライドは、かなり走り応えがありました。

【1月15日】

羽田6時25分発の那覇行SKY511に搭乗。
地平線の彼方まで続く雲海は絶景で、宇宙船に乗った気分です。
でもどこまで行っても同じ景色なので、暫くすると飽きてしまいました・・・(笑)



那覇には定刻の9時25分に到着。
空港からマイクロバスに乗って20分程のレンタカー営業所へ。
出て来たクルマはホンダのFREEDでしたが、3日間で9900円と、かなりおトクなお値段。
FREEDは、座席を折りたたむと、自転車を車輪を外さずにそのまま積み込めて、とても便利でした。
まだ時間もあるので、ちょっと那覇市内を観光して行きます。

首里城 守礼の門
この風景は、2000円札に使われていますね。


首里城にたどり着くまでに、いくつかの門を通って行きます。


城壁が幾重にも張り巡らされています。


首里城の丘一帯の公園は入場無料ですが、
一番上にある首里城の入場料は800円と、とても高い・・・。
城壁を見れれば十分なので、お城の手前でUターンしました。

公園の中は緑の木々が一杯で、楽しい散歩道です。


首里城の後は、近くにある金城町石畳道へ。
こちらは、観光客が少なく、静かに歩ける道です。


石畳道の途中に、ちゅらさんのロケ地(那覇の実家)があります。(下の写真右のお宅)


「ちゅらさんの家」の入口に”おばあ”が1人座られていましたが、この家の方でしょうか?
ちょっと挨拶だけして、下りて行きました。




石畳道を降りてから時計を見ると、既に14時近い。
観光はそろそろ切り上げて、石畳道を再び上り直し、首里城の駐車場へ戻った後、
レンタカーで恩納村の会場へ向かいました。


【1月16日】

翌日の朝、6時30分頃、センチュリーランの会場、恩納村コミュニティーセンターへ。
強い北風が吹き荒れ、時々雨も落ちて来て、強烈に寒い。
ウィンドブレーカーを着込み、ネックウォーマーを耳まで上げて、寒さに耐えながら出発を待ちます。
主催者によると、今朝の気温は9度。今年の最低気温とのことでした。


出発の号砲が鳴って、いよいよ出発!!


名護迄は、海岸沿いの国道を走ります。
心拍数150から160位と、結構飛ばしていますが、
速い人が後ろからやってきては、どんどん抜いて行きます。
名護の第一エイドステーションには AM8:00頃到着。
バナナがうまい!!

名護市内を走っていたら、虹が!


名護からは丘陵地帯を走り、屋我地島経由古宇利島へ。
アップダウンが続く、苦しいコースでした。

AM9:25 屋我地島
12月に開通したばかりのワルミ大橋を渡ります。


AM9:45 古宇利島
晴れて来て、景色最高。でも猛烈な向かい風でスピードが出ません。
でも、帰りは追い風なので、ラクラク30km/hオーバーでした。


AM 11:05 名護21世紀の森 屋内運動公園


名護から金武(きん)町迄は、アップダウンが多く、
しかも昼食前のハンガーノック状態で、かなりつらい。
エネルギー補給が足りなかったかな・・・(反省)
でも、何とか走り続けて、やっと金武町へ。


AM 12:35 金武町 ネイチャー未来館
85km地点。全工程の半分位。
ここで昼食です。


お待ちかねの昼食は、金武名物のタコス。
とてもおいしかったのですが、ちょっと量が少ないかな・・・。
2つ食べたい位でした(笑)
でも、昼食を食べると、少し元気になりました。


13:40 うるま市石川へ到着
ここが、100km地点。
ゴール制限時刻が18時なので、
残り67kmを、約4時間で走行しなければならず、必要な平均時速を計算すると16km/h。
海中道路からの帰り道は北行となり向かい風を考えると、なかなか厳しい状況です。


海岸沿いの国道を南下。
この辺りは追い風に乗って快走。
遠くに海中道路らしき橋が見えて来た。


14:58 海中道路
横風が強く、ハンドルも取られてペースが上がらない。。


15:21 浜比嘉島


17:15 再び石川へ戻ってきた
残り時間は45分。
ゴール時間が迫っているが、皆、信号は守る。
センチュリーランにおいて、法規と安全は全てに優先するのだ。


18:05 感動のゴール
制限時刻の18時を少しオーバーしていましたが、完走証を頂けました。


ゴール後、コミュニティセンターの中庭で開催されている後夜祭へ


参加者は少ないようですが、
暖かいトン汁、10円まんじゅう、塩せんべい、サーターアンダギーなど、地元のおいしい物が一杯。
特に、10円まんじゅうがうまかった。
センチュリーラン後の空きっ腹に染み渡りました。


【1月17日】

一夜明けて、センチュリーラン会場は何事もなかったように静かでした。


近くにある万座ビーチを散歩しました


ANAインターコンチネンタルホテル


万座毛の断崖の先に虹が出ました


丸い虹は初めて見ました


インターコンチネンタルホテル内部を見学


とても豪華ですね。
一泊2万円位するみたいで、
しかも、2名1室が基本なので、シングルだとさらに高価に・・・。
奥さんが一緒でないと、ちょっともったいなくて泊まれません(笑)


今日は、レンタカーを使って本部半島方面へ向かいます
瀬底大橋を渡って、瀬底島へ


瀬底ビーチ


ビーチの砂浜に出てみると、遠く韓国から旅して来たペットボトルがありました


ビーチのすぐ横には、瀬底ビーチリゾートの建築現場がありました。
建築中のままの無残な姿。
帰って調べてみると、建築中にリーマンショックがあり、その影響で破綻してしまったみたいです。


瀬底島は、さとうきび畑が広がる静かな島です。


再び沖縄本土へ


沖縄美ら海水族館
海の底にいるような不思議な空間。
平日なので、小さな子供連れが多かったです。














水族館を見た後、少し北にある備瀬集落のフクギ並木へ
並木道の入口にある無料駐車場へ駐車して、歩き始めました。


集落の道に沿ってフクギの木が植えられています。


フクギ並木には、道に迷わないよう、順路案内板が完備しています。
かわいいシーサーが鎮座している案内板もありました(笑)


途中、花一杯の、とても美しいお宅がありました。
とてもきれいに手入れされている、素晴らしいお庭ですね。


並木通りの終点に到着


浜辺からは、伊江島が見えます


備瀬岬にて


岬から、再びフクギ並木を歩いて駐車場へ戻りました。


駐車場の横にあった、「激安!」沖縄そばの店へ。


野菜そばを注文すると、そばの上に野菜がてんこ盛り。
味の方も絶品で、那覇市内で食べたそばより、ずっとうまかったです。
今回の旅一番のオススメ!!!


後で来られた隣のテーブルの人が、僕の食べてるそばを見て、
「あれは、何ですか?あれを下さい」と注文されてました(笑)

海岸沿いの国道を南下。
快適なドライブコースです。


本部半島の中央にある八重岳へ


八重岳山頂付近から北方を望む


日本で一番早く開花するという桜の花


まだ、2〜3分咲きでした。
後、一週間もすれば満開かな?


おみやげを買うために、高速道路のICの手前にある、道の駅許田に寄りました。
この道の駅、何と宝くじ売り場もありました(笑)


おみやげに、「えびすの10円まんじゅう」と、「三矢のサーターアンダギー」を購入。
10円まんじゅうはモチモチした食感がおいしく、サーターアンダギーは揚げたてで中がフカフカ。
どちらも、とてもおいしかったのですが、
後で調べた所、「えびすのみたらし団子」もおいしいらしい。
ちょっと残念・・・(笑)


お菓子のEBISU http://www.ebisu-todoroki.com/
三矢本舗 http://mithuya.ti-da.net/

許田ICから高速に乗り、那覇空港へ


レンタカー返却前に、自転車を梱包




那覇空港に到着


空港には、あちこちに、自転車を抱えた人が・・・(笑)


沖縄は、食べ物もおいしいし、風景もすばらしかった。
但し、センチュリーランは、ロングライドを完走したという達成感はあるのですが、
いつも時間に追われているようで、やっぱりちょっと忙しい。
今度沖縄を走るとしたら、ゆっくりと一週間位かけて、各地をキャンプしながら回りたいな。
そう思いました。

1月16日 恩納村 → 名護 → 古宇利島 → 名護 → 金武 → 石川 → 海中道路 → 具志川 → 石川 → 恩名村 167km
総走行距離: 167km