自転車でGO!
6.17 春の南大菩薩尾根

南大菩薩は、湯の沢峠から南に連なる尾根です。
起点の湯の沢峠迄、車道が通じているのと、尾根沿いでアップダウンが少ないため、MTBにも人気のルートになっています。
昨年は湯の沢峠迄で時間切れとなってしまいましたが、今回は無事全線走破。
湯の沢付近の高原は夏になると一面のお花畑となるそうですので、また来てみたいです。


立川発AM6:43の甲府行普通電車に乗車し、甲斐大和にAM8:02着。
甲斐大和駅の標高は635m。
湯の沢峠1652mまでは標高差1000m強あり、
なかなか大変な登りです。


若葉の頃


日川渓谷にて


焼山沢にも春がやってきました


タンポポ、桜と、花盛りの道です


坂道が続きます


ずいぶん登って来ました


焼山沢を離れると、
斜度も減って楽な尾根道となります。
カラマツの林は人工的に植林されたものだそうです。


峠の手前2kmの地点からダート道ですが、
斜度がゆるやかなので乗車して行けます。


AM11:55 湯の沢峠に到着
クルマでここ迄来てハイキングする人が多いです。


本当の峠は駐車場から少し登った所です


峠から暫くは、高原の中を進む道です


エンデューロコースのような道ですね


大蔵高丸へは標高差100mの登りです。
巻き道になっているので、押しで行けます


大蔵高丸からの景色は最高でした


12:55 大蔵高丸着
天気が良ければ富士山も見えるそうですが、
残念ながら南方向は霧の中でした。


大蔵高丸の先も、高原がつづきます。


霧のため下界が見えません。


13:16 ハマイバ丸に到着


ハマイバ丸から先は、道が荒れて来ます。
急傾斜のガレとか・・・


背丈程もある笹薮とか


道標が完備しているので、
道に迷うことはありません


笹薮を抜けると、今度はイバラが行く手をさえぎります。
イテテ・・・(笑)


14:09 ハマイバ丸と大谷ケ丸の間の鞍部に到着。
米背負峠という名が付けられていました。


米背負峠から大谷ケ丸への登りは急斜面の直登なので、
自転車を担いで登って行きます。
標高差100m程ですが、結構時間がかかりました。


14:41 大谷ケ丸へ到着


大谷ケ丸からの下りは落葉の急斜面が続きます。
MTBに乗ったままで下りられそうですが、
単独行なので安全策を取り、
下車して通過します。


気持ちの良いシングルトラックが続きます。


防火帯が作ってありました。


15:20 1392mピークに到着。
コンドウ丸という名前が付けられていました。


15:34 曲沢峠へ到着
一見、甲斐大和駅方面の道(曲沢ルート)が良さそうに見えますが・・・


こんなカンバンが立っています。


事前調査によると、ここは曲沢ルートではなく、
一つ先の尾根道を下りた方が良いとのこと。
大鹿山方面へ進路を取ります。


大鹿山方面は快適な水平道です。


15:39 景徳院分岐へ到着。
ここで右へ進路を取ります。


景徳院へ降りる尾根道は半分位は乗車できました。
但し、かなりヤセた尾根道で、
道の両側が切れている区間もあるので
慎重に下ります。


だいたい、こんな感じの急な下りですが、
かついで下りる必要があるような部分は皆無でした。


ブレーキを握る手が疲れて来た頃、
田野の集落が見えて来ました。


16:19 景徳院のすぐ上に出て来ました


景徳院は、武田一族終焉の地です。
武田一族が自害した時には寺はなく、
後日、徳川家康によって建立されたものだそうです。


景徳院の山門


まだ少し時間があるので、
勝沼のぶどうの丘を走ります。
風薫る5月と言いますが、本当に風が気持ちいいです。


ぶどう畑が広がっています


18:48 山梨市から普通電車に乗ります


ビールを2本空けてしまいました。

走行データ

1日目 甲斐大和駅〜湯の沢峠〜大蔵高丸〜ハマイバ丸〜大谷ケ丸〜コンドウ丸〜
     曲沢峠〜景徳院〜勝沼〜ぶどうの丘〜山梨市駅
走行距離 46.7km
所要時間 約10時間